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【ひとりごと】平和への思い

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    浄土宗大本山増上寺からのメッセージ


    太平洋戦争末期、日本はほぼ全域が空襲と機関銃による掃射にさらされ、いたる所が焼け野原になりました。

    東京大空襲で10万人、第二次世界大戦でみると300万人の日本人が、 世界全体では5000万人から8000万人とされる尊い「いのち」が失われました。かけがえのない「いのち」を失った数多くの人々とそのご家族の悲しみは、察するに余りあるものがあります。

    また、終戦の日は8月のお盆の時期とも重なります。 お盆はご存知のように、先立たれた家族、ご先祖さまがその家にお戻りになって、その期間を共に過ごすという国民的行事であります。

    お盆には、人間の持つ美しい心、慈しみの心が込められており、自らの「いのち」のルーツである亡き方々が生家に戻ってきて下さる時に、どうおもてなしをしようかと、家族がみ心を寄せ合うところにお盆の行事の出発点があろうかと思います。

    そして、亡き人を思う気持ちというのは、いつの時代でも老若男女を問わず尊く美しいものであります。


     遥か遠い昔から連綿として受け継がれてきた「いのち」。


    ご縁があってそれを受け継いだからこそ、私達は今をこうして生きていられるのです。

    今すれ違った見ず知らずの人であっても、私たちが気付いていないだけで、何らかの縁があったに違いありません。さらには、先の大戦でお亡くなりになった数多くの「いのち」も今を生きる私たちの「いのち」に繋がれてきているのです。「いのち」を伝えて下さったすべての方々に感謝し「いのち」の大切さを改めて心に刻んでいただく。


    恵まれすぎたこの時代に生かされている私達こそ、気付かねばならない事なのです。  終戦の日を迎え「平和」とは何か。争いのない平和な世の中を守り続ける為に、いま私達にできることは何かをそれぞれが考え、その上で、改めて見つめ直す「いのち」のことも、しっかりと次の世代へ受け継ぐ。これが今を生きる私たちの務めです。

     先立たれたすべての方々に、み霊安かれと心よりお念仏申し上げます。合掌



    西遊寺では8月16日盂蘭盆施餓鬼会において、橋本地区で戦争で亡くなられた英霊のご回向を勤めさせていただきます。

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      • 2019.08.20 Tuesday
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